年齢:68歳 家族:なし 子供:二人 仕事:アルバイト
私は6年前に会社を早期退職し、同時に大学に編入学し現在は大学院博士後期課程で研究をしています。妻は8年前に病死し、子供はそれぞれ独立しているので単身生活をしています。
気になる収入と生活費の内訳
貯金: ゼロ 年収:約400万円 給料:約35万円 給料の内訳は年金が27万円、アルバイトが8万円です。
生活費:借入返済12万円(住宅支援機構6万円、消費者金融6万円)
税金・健康保険料4万円
食費4万円
マンション管理費3万円
大学授業料3万円
水道光熱費2万円
交通費2万円
通信費1万円(スマートフォンがほとんど)
教養娯楽費1万円(ギター教室がほとんど)
母へのこづかい2万円
帰省交通費3万円
健康医療費1万円(歯科、健康食品)
小計 38万円
この状況では35万円-38万円で毎月3万円の赤字になります。健康医療費と帰省は毎月ではないものの、基本的に赤字基調であることに変わりありません。この赤字は食費の節約やカードローンを利用したりしてやりくりしています。
大学院の授業料は年間52万円ですが、正規修業年数3年を5年の長期履修で申請中。それが認められれば3年分の授業料を5年で分割して払うことになります、その前提での金額です。
税金健康保険料は固定資産銭税、住民税、地方税、健康保険料、介護保険料等、全てを含みます。
現状が貯金ゼロになった理由とは
貯金:ゼロ 年代:60代後半
60歳定年時、退職金をもらったが、社内住宅借入返済約2000万円消費者金融返済約500万円などで、手元にはほとんど残せなかった。企業年金の年金部分まで約500万円ほど払い出したが、それで、現在の年金収入が月27万円となっています。
貯金がない原因は、何と言っても大学に進んだことによる、学費の負担です、国立大学ですが、大学も大学院も入学金が26万円、授業料は年間52万円です。その他に大学4年の時、韓国に1年間留学した為、その費用が約200万円位かかっていますが、これは、年金担保貸付を90万利用した以外借入はしませんでした。
次の原因は借入返済です。住宅支援機構は退職時、100万円内入れし、ボーナス返済併用をやめて、月返済が6万円位です、その他に団体信用保険料支払が年1回2万円ほどあります、完済は78歳ですので、後10年残っています。
さらに、約1年前、ある詐欺被害に逢い(おれおれ詐欺みたいなもの)新たに200万円程の消費者金融からの借入を背負い込んでしまいました。その月返済が約6万円です。
貯金がなく、逆に借入があることは恥ずかしい限りですが。何とかやりくりしていて、破滅的な情況には至っていません。これは身から出た錆びですが、一方、大学3年偏入から6年間、自分の好きなことをやっているので、年金生活を充分楽しんでいると思います。
今後の生き方と貯金のプラン
将来:死ぬまで自分の好きなことをして暮す(研究・趣味・旅行等) 老後:体が動く限り今の単身生活を続ける。最終的には老人施設に入る予定である。 貯金と借入:78歳までには借入はなくなり、その後貯金が出来る模様である。
貯金がなく借入返済に追われ、大学院に少なくない授業料を払って通っていることは、他人から見れば、馬鹿かもしれないが、私にとってみれば、老後の生活を誰よりも有意義に納得して生きていると思います。
借入は何時か消えるはずであるが、時間は消えることはありません。今この瞬間を充実して生きていく為ならば、多少の金銭的苦労は厭わないというのが私の考えです。現役引退後のこの時間こそ、自分が自由に生きられる貴重は時間です。
私は一人息子で父は30年前に亡くなり、92歳になろうとする母だけが田舎で知人の女性と二人で生活しています。なので、どうしても、度々母の顔を見に帰らざるを得ません。しかし、いつかは母も天寿を全うする日が来ます。悲しいことではあるが、先の心構えだけはしておくつもりです。
しっかり者の母なので、自分の葬儀費用は葬儀社に払い、死んでも私に迷惑をかけまいとしています。お金に関して言えば、実家の家の相続人は私一人になります。一千万円にもならないと思いますが、将来の収入源ではあります。
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